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カンヌ国際映画祭
■決定！第63回カンヌ国際映画祭
　毎年、世界中で数百の映画祭が開催されると言われていますが、中でも、歴史、質、華やかさ、知名度、注目度すべての点においてカンヌ国際映画祭は他を一歩リードしていると言えるでしょう。
　5月12日に開幕した第63回カンヌ国際映画祭は、最終日の23日以下の各賞が発表され閉幕しました。最大の注目コンペティション部門で最高賞のパルムドールに選出されたのは、現在混乱が続くタイからの出品作『Lung Boonmee Raluex Chat／（原題）前世を思い出せるブンミおじさん』でした。日本から出品された『Outrage／アウトレイジ』（北野武監督）の受賞は残念ながら成りませんでした。主な受賞作品は以下の通りです（公式サイトより）。
★パルムドール
『Lung Boonmee Raluex Chat』
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督（タイ/スペイン/独/英/仏）
★グランプリ
『Des Hommes Et Des Dieux』
グザヴィエ・ボーヴォワ監督（仏）
★最優秀女優賞
ジュリエット・ビノシュ
『Copie Conforme』アッバス・キアロスタミ監督（仏/伊/イラン）
★最優秀男優賞
ハビエル・バルデム
『Biutiful』アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリト監督（アメリカ）
★最優秀男優賞
エリオ・ジェルマーノ
『La Nostra Vita』ダニエル・ルケッティ監督（伊）
★最優秀監督賞
マチュー・アマルリック監督
『Tournee』（仏）
★最優秀脚本賞
『Poetry』
イ・チャンドン監督（韓国）
★審査員賞
マハマト＝サレ・ハルーン監督
『Un Homme Qui Crie』
★カメラドール（新人監督賞）
マイケル・ロウ監督
『Ano Bisiesto』（メキシコ）
[コンペ出品作]
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