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ベネチア国際映画祭
2011年･第68回
ベネチア国際映画祭
■『ヒミズ』から新人俳優賞ダブル受賞
　世界中に数ある映画祭の中でも伝統と格式を誇り世界最古の国際映画祭として有名なベネチア国際映画祭。8月31日に開幕した2011年・第68回ベネチア国際映画祭は最終日の9月10日、以下の各賞が発表され閉幕しました。

　映画祭の中で何と言っても一番の注目は、各国から選りすぐりの作品が集結するコンペティション部門ですが、今年、最高賞の金獅子賞に輝いたのはロシア作品でアレクサンドル・ソクーロフ監督による『ファウスト／Faust』。また日本から出品された『ヒミズ』（園子温監督）で主演の染谷将太、二階堂ふみが揃ってマルチェロ・マストロヤンニ賞（新人俳優賞）に選出されました。人気のジョージ・クルーニー監督作品『THE IDES OF MARCH』は残念ながら受賞を逸しました。

　主な受賞結果は以下の通りです（公式サイトより）。
■金獅子賞
★『ファウスト／FAUST』アレクサンドル・ソクーロフ監督
■監督賞・銀獅子賞
★ツァイ・シャンチュン監督『人山人海』
■審査員特別賞
★『テッラフェルマ／TERRAFERMA』エマヌエーレ・クリアレーゼ監督
■主演男優賞
★マイケル・ファスべンダー『シェイム／SHAME』
■主演女優賞
★ディニー・イップ『シンプル・ライフ／TAOJIE (A SIMPLE LIFE)』
■ﾏﾙﾁｪﾛ･ﾏｽﾄﾛﾔﾝﾆ賞(新人俳優賞)
★染谷将太、二階堂ふみ『ヒミズ』
■ｵｾﾞｯﾗ賞(撮影賞)
★『WUTHERING HEIGHTS』アンドレア・アーノルド監督
■ｵｾﾞｯﾗ賞(脚本賞)
★『ALPIS (ALPS)』ヨルゴス・ランティモス監督
[コンペ出品作]
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