_ クライモリ


4度のアカデミー賞に輝くスタン・ウィンストンと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のヒットメイカーによる恐怖革命!
ホラー界の帝王スティーヴン・キングが年間BEST 1ムービーに挙げた衝撃の“”森”ついに解禁!


 ここから抜け出せたら、二度と森には来ない!

 アメリカ深南部の奥深い森。地元の人間は絶対に近づこうとしないそんな場所にうっかり足を踏み入れてしまった訪問者たちは、ひとりまたひとりと森に吸い込まれるように姿を消す−。古くから伝わるそんな恐怖の伝説が、現代の若いヒロインたちに襲いかかる。あのスティーヴン・キングが年間ベストワン映画に挙げた!(米Book誌)スーパー・ナチュラル・ホラーの衝撃作がついにベールを脱ぐ。

 若く美しいヒロインたち6人の学生は、一見おだやかな森の魅力に惹かれて奥深くに分け入り、いつしか恐怖スポットの境界を越えてしまう。彼らはそこで伝説の正体を目の当たりにするが、それを知った時はすでに、この森から帰れない運命だった…。

 『エイリアン2』『ターミネーター2』『ジュラシック・パーク』で4つのアカデミー賞受賞に輝く、特殊効果の第一人者スタン・ウィンストンが、プロデューサーとして初めて劇場映画に進出。現代ハリウッド最高の巨匠が満を持して挑むプロジェクトとあって、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のサミット・エンタテインメントや『バイオハザード』『ラストサマー』のプロデューサーらが集結した。完成した作品は、スタン・ウィンストンと彼のスタジオが本気になって『サイコ』や『悪魔のいけにえ』を作ったらこうなる!と思わせる強力無比な内容。全米公開時には、予告篇ですら怖すぎるとして大幅にカットされる前代未聞の事態を招いた。森の恐怖を描いた映画としてはサム・ライミの名作『死霊のはらわた』(83)などを思わせ、大自然のなかで都会人が陥る恐怖という題材は『脱出』(72)や『サランドラ』(77)に通じ、さらには『猟奇島』(32)から『サバイビング・ゲーム』(94)に至る"サバイバル"ものの伝統を汲むなど、古今の恐怖スリラー映画の要素が織り込まれているのも大きな魅力だろう。

 ヒロインの女子学生を演じるのは、テレビ「バフィー 恋する十字架」のゲスト出演で人気沸騰し、『チアーズ!』ではキルステン・ダンストと最強コンビを組んだエリザ・デュシュク。その美貌は、ホラー映画には欠かせない存在である。

『スポーン』のアラン・B・マッケルロイのオリジナル脚本を、『クライム・アンド・パニッシュメント』で注目された俊才ロブ・シュミットが監督。「X?ファイル」『スパイダー パニック!』のジョン・パートレーが撮影監督を、『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』のアリシア・キーワンがプロダクション・デザイナーを務め、卓越した映像と美術で恐怖ムードを盛り上げた。暗い、CRY、森の恐怖が、今あなたに襲いかかる!




1920年代のカンボジア。ジャングルの荒れ果てた寺院で、ふたごのトラ(クマルとサンガ)が生まれる。

 アメリカ、ウェスト・ヴァージニア州。この州の75%は森林に覆われ、どこまでも鬱蒼とした無人の樹海が続く。そのなかで、地図にもうっすらとしか載っていない忘れられた山道を、場違いな高級車のレンジローバーがキャンプ道具を満載して走っていた。乗っているのは、ジェシー(エリザ・デュシュク)、カーリー(エマニュエル・シューキー)、フランシーヌ(リンディ・ブース)の3人の若い女性と、カーリーの恋人スコット(ジェレミー・シスト)、フランシーヌの恋人エヴァン(ケヴィン・ゼガーズ)。失恋したジェシーをなぐさめるため、仲のいい友人たちが無理を言って彼女をキャンプ旅行に連れ出したのだ。

 ところが、木々がうっそうと生い茂る暗い森のなかで突然タイヤがパンク。しかたなく車を停めて車から降りたところへ、後ろから走ってきたマスタングが突っ込み、二台の車は大破してしまう。運転していたのは医学生のクリス(デズモンド・ハリントン)。隣州での面接に間に合うようにと、この怪しげな抜け道を飛ばしていたのだ。たいした怪我もなく助かった彼だったが、6人の若者たちは携帯電話も通じなければ行き交う車もない人里離れた山奥で立ち往生してしまう。ジェシーとカーリーら4人は、仕方なく、公衆電話のあるところまで歩いて戻ることにする。

 だが道は険しく、陽が暮れるのを気にして先を急ぐジェシーに対し、婚約したばかりで幸せなカーリーとスコットはどうしても遅れがちになる。やがて彼らは山道で殺されたばかりの動物の死骸や奇妙な焚き火を見つけ、不吉な予感に苛まれる。だがそれはこの先で彼らを待ち受ける想像を絶する恐怖のささやかな前兆でしかなかった。そして不吉な運命は事故現場にとどまったフランシーヌとエヴァンにも襲いかかろうとしていた……。


キャスト_ エリザ・デュシュク、エマニュエル・シューキー、リンディ・ブース、デズモンド・ハリントン、ジェレミー・シスト、ケヴィン・ゼガーズ
監 督_ ロブ・シュミット
クレジット_ 製作・特殊メイク効果:スタン・ウィンストン/脚本:アラン・B・マッケルロイ、パトリック・ワックスバーガー、ミッチ・ホーウィッツ、アーロン・ライダー/製作総指揮:ドン・カーモディ/撮影:ジョン・パートレー
公 開_ 10月9日(土)銀座シネパトスほか全国ロードショー
公式サイト_ http://www.cry-mori.com/


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