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![]() 本年度アカデミー賞最有力候補! 巨匠マーティン・スコセッシ×主演レオナルド・ディカプリオ最新作! ![]() アカデミー賞10部門にノミネートされ、圧倒的な人間ドラマと迫真の映像で世界を熱狂させた「ギャング・オブ・ニューヨーク」。完成までの長く困難な道のりも含めて、この映画の誕生は、言わば一つの歴史的事件だった。あれから2年、20世紀を代表する監督の一人と称えられる巨匠マーティン・スコセッシが、21世紀の映画史に前作を凌ぐ劇的かつ華々しい新たな足跡を残すべく、遂に立ち上がった。 スコセッシ監督が、総製作費150億円という前作を超えるスケールで描くのは、1930年代の絢爛豪華なハリウッド第一次黄金期。活気に満ち溢れたこの時代に尽きることのない激しい情熱で、壮大な夢を追い続けた実在の男、ハワード・ヒューズの物語だ。アメリカでは世界一の大富豪として誰もが知っているハワード・ヒューズが、莫大な財産と人生のすべてを捧げた夢??それは20世紀を豊かにした最大の発明と言われる〈映画〉と〈飛行機〉で、世界一の"作品"を創り出すことだった。 ハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は急死した父親の石油掘削機の事業を引き継ぎ、わずか18歳で大富豪の仲間入りを果たすと、会社経営を有能な部下に任せ、映画製作に没頭する。24歳の時には、空軍のパイロットを描いた一大叙事詩「地獄の天使」を自ら監督する。完璧主義者のハワードは、空軍並みの飛行機を買い集め、一流のエンジニアや気象学者まで雇い、あらゆる技術を駆使して、リアルな戦闘場面の撮影に成功する。やがて完成した作品は大ヒットを記録、ハワードは一夜にしてハリウッドの名士となる。まもなくハワードは、どこへ行ってもカメラのフラッシュに追いかけられる有名女優、キャサリン・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)と恋におちる。ハワードは、自分の前では無邪気な少女のような素顔を見せるキャサリンにたちまち惹かれていく。 キャサリンの方も、ハワードの鋼のような強さの奥に隠された傷つきやすい心を知り、彼への愛を深めていく。次々とヒット作を世に送り出し、ハリウッドでの成功という夢を叶え、人生の絶頂期を謳歌するかに見えたハワードだったが、世界最速の飛行機を作り出したいというもう一つの夢にのめりこみすぎた時、何かが狂い始める。突然別れを宣言するキャサリン、ハリウッド一の美女エヴァ・ガードナー(ケイト・ベッキンセール)との出会い、航空会社の買収、国際線を独占する大手航空会社のトップとの闘い、生死の境をさまよう大事故......波乱に満ちた運命の中で、数々の栄光を手に入れた男が、本当にほしかったものとは? ![]() また、現在ハリウッドの第一線で活躍する超一流スタッフが名を連ねた。製作には、「アリ」「コラテラル」の名匠マイケル・マン。またレオナルド・ディカプリオが製作にも参加、本作への並々ならぬ情熱がうかがえる。脚本は「グラディエーター」でアカデミー賞にノミネート、「ラストサムライ」も手がけたジョン・ローガン。撮影は「キル・ビル」のロバート・リチャードソン、美術はアカデミー賞に6度ノミネート、スコセッシ作品でもお馴染みのダンテ・フェレッティ、衣装は「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー賞を受賞、「ギャング・オブ・ニューヨーク」でもノミネートされたサンディ・パウエル。さらに音楽は「ロード・オブ・ザ・リング」でアカデミー賞を受賞、今や映画音楽の最高峰と称えられているハワード・ショア。 2005年最大の話題作、本年度アカデミー賞最有力候補のエンタテインメント超大作が、遂に日本に舞い降りる! 彼には見える。すべての夢がかなう世界が。 ハワード・ヒューズ──数々の世界一を手に入れた男が、本当にほしかったものとは? ![]() ● レオナルド・ディカプリオ(ハワード・ヒューズ) 1974年、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。91年「クリッター3」で映画デビュー。「ボーイズ・ライフ」(93)でロバート・デ・ニーロと共演して注目される。93年「ギルバート・グレイプ」で、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。その後「クイック&デッド」(95)「太陽と月に背いて」(95)「バスケットボール・ダイアリーズ」(95)「ロミオ&ジュリエット」(96)「マイ・ルーム」(96)等に出演。97年、世界的な大ヒットを記録した「タイタニック」に主演、ハリウッドスターとしての人気と地位を固める。その後もスコセッシ監督の「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)、スティーブン・スピルバーグ監督の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(02)等の話題作で主演を務める。 ● ケイト・ブランシェット(キャサリン・ヘップバーン) 1969年、オーストラリアのメルボルン生まれ。オーストラリア国立演劇学校卒業。98年の「エリザベス」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされる。ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」三部作でのガラドリエル役でも広く知られる。幅広い役柄を演じ分け、実力派女優として高く評価されている。その他の主な出演作は「オスカーとルシンダ」(97)「理想の結婚」(99)「リプリー」(99)「ギフト」(00)「シッピング・ニュース」(01)「シャーロット・グレイ」(01)「バンディッツ」(01)「ヘヴン」(02)「ミッシング」(03)「ヴェロニカ・ゲリン」(03)等。 ● マーティン・スコセッシ(監督) 1942年、米ニューヨーク生まれ。69年「ドアをノックするのは誰?」で監督デビュー。76年「タクシードライバー」でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。「アフター・アワーズ」(85)でも同監督賞を受賞。90年「グッドフェローズ」でヴェネチア国際映画祭監督賞、アカデミー賞助演男優賞他、数々の賞を受賞。その他「ラスト・ワルツ」(78)「レイジング・ブル」(80)「最後の誘惑」(88)「ケープ・フィアー」(91)「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」(93)「カジノ」(95)等の話題作を次々に発表し、名実共にアメリカを代表する映画監督となる。2002年、構想30年をかけた「ギャング・オブ・ニューヨーク」が全世界で高く評価される。
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