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 総製作費８億円、全世界を魅了する韓国映画界が新たに発信する２００６年最大の注目作 
エネルギッシュな映画作りで、今や全世界を魅了する韓国映画界。総製作費８憶円を投じた大作「美しき野獣」は、クォン・サンウ、ユ・ジテの2大スターを起用した韓国初の本格クライム・アクション・ドラマ。ふたりの新たな役作りに賭ける意気込みとスケールの大きなドラマ展開が、完成前からすでにマスコミ中の話題となる。舞台は灰色の大都市ソウル。そこではふたりの男たちの運命的な出会いが待っていた。チョン・ドヨン（クォン・サンウ）は、どこまでも自分の力を信じ、腕力で犯罪をねじふせる凶悪犯罪捜査班の若き刑事。オ・ジヌ（ユ・ジテ）は、あくまでも法で事件を解決しようとするソウル中央地検のエリート検事。一見、正反対に見える男たちが、偶然、同じ事件にかかわり、事件の鍵を握る影の大物ユ・カンジンをどこまでも追いつめる。こうして美しく哀しい野獣たちは、正義という名のもと、韓国映画史上、最も危険で壮絶なドラマに巻き込まれていく……！ 大ブレイク中の人気スター、クォン・サンウが心に優しさを秘めた野性的な刑事役で新境地を見せる ＴＶドラマ「天国の階段」や「悲しき恋歌」、この夏、大ヒットした「恋する神父」などの繊細な演技で“涙の王子”の異名をとった人気スター、クォン・サンウ。大ブレイク中のサンウが、数ある脚本の中から選んだのが、この新作だった。彼が扮するチョン・ドヨンは、弟を殺され、事件の黒幕を追うエネルギッシュな刑事。本能で生きる彼は、仕事の現場では、力で事件を解決しようとするが、家庭に戻ると、病身の母に思いやりを見せ、好きな女性の前では愛の言葉もうまくいえない。荒々しい野獣のような言動の中に、シャイな少年の心と哀しみを秘めたドヨン。この新たな役作りのため、サンウはハードな肉体トレーニングに耐え、スタントマンなしで、息をのむアクション場面の数々を見せる。「今までで1番愛した役柄であり、最も期待する映画」と語り、全身全霊でこの役にぶつかった彼は、人気スターとしてだけでなく、さらなる新境地を切り開いたのだ。 「オールド・ボーイ」の若き演技派ユ・ジテをはじめ、充実した共演陣 野性的な刑事ドヨンとは正反対の性格で、法の力を信じて冷静に立ち回ろうとする理性的な検事オ・ジヌ。仕事人間の彼は、家庭では妻との関係も冷め切っている。こんな彼はドヨンの自分になかった人間的な部分にひかれ始め、やがては彼自身の心の野獣に目覚めていく。この難役を見事に演じきるのは、「オールド・ボーイ」での好演が記憶に新しい若き演技派、ユ・ジテ。ダイエットで１０キロ近く体重を落とし、すきのないスーツ姿で冷徹なエリートに扮して、野心的な役作りを見せる。クォン・サンウとユ・ジテ、という同じ年（１９７６年）生まれのふたりが意気投合し、３０代を前に新たな地平線を共にめざした意欲作となった。また、愛の言葉がうまく伝えられないチョン・ドヨンを温かい眼差しで見守る恋人ジョヒ役には、「トンケの青い空」で注目された新鋭オム・ジウォン。ドヨンとオ・ジヌが追いつめる巨大組織の黒幕ユ・ガンジン役は「オアシス」の名バイプレイヤー、ソン・ビョンホが演じている。  ふたり男たちが大都市ソウルで運命的な出会いを果たした。 
自分の直感を信じ、悪を力でねじふせようとする凶悪犯罪捜査班の若き刑事チャン・ドヨン。エリートして、あくまでも法に従って事件を解決しようとする中央地検の 冷徹な検事オ・ジヌ。正反対のふたりが偶然出会い、巨大な組織力を持つ一人の男を追うことになる…！灰 色の大都市ソウル。ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班の刑事、チャン・ドヨン（クォン・サンウ）は、男気あふれるまっすぐな性格。どんな事件にも全力でぶつかるエネルギッシュな男。犯人逮捕のためには手段を選ばず、力づくで解決しようとする。 しかし、仕事ではタフで、野性的な彼も、私生活ではまるで別の顔を持っている。病床にふせる母に深い思いやりを見せ、彼女の食堂を手伝うジョヒ（オム・ジウォン）を前にすると、とてもシャイになる。母が娘のようにかわいがり、ドヨンも心許すただひとりの女性、ジョヒ。愛する彼女を前にすると、ドヨンは心に用意していた言葉も口に出すこともできない。愛には不器用な彼をジョヒも優しく見守っている。 ある日、ドヨンが自らの手で逮捕をして刑務所に入っていた義弟イ・ドンジクが出所する。しかし、母の病院に顔を出した彼は、ドガン組の幹部ベ・カンチュンに殺されてしまう。それを目撃したドヨンはすぐに犯人たちを追うが、途中で見失い、弟を殺したドガン組の撲滅を心に誓う。ドガン組の撲滅に乗り出したのはドヨンだけではなかった。徹底的な仕事ぶりで知られる冷徹なエリート検事オ・ジヌ（ユ・ジテ）も、捜査チームを作り、犯人たちの行方を追っていた。彼はドガン組を操る影の大物、ユ・カンジンをかつて脱税容疑で逮捕したが、その報復にあって、プサンへと左遷されていた。しかし、ようやく赴任先での任期を終え、ソウルへ戻ってきたのだ。 オ・ジヌは妥協を知らず、法の力を駆使して事件を解決しようとする理性的な検事だ。そのあまりの厳格な仕事ぶりは、まわりの反発を買うこともあり、また仕事を最優先させるため、家庭では妻との関係もぎくしゃくしていた。やがて集中捜査で決定的な情報を手にした彼は組織の本拠地へと押し入るが、内部の誰かが情報を流したため、証拠書類はすべて消えていた。組織を尾行し、捜査を続けるオ・ジヌの一行。そこに突然、現れたのがドヨン刑事だった。彼は弟を殺したベ・カンチュンを力づくで逮捕しようとする。しかし、彼に逃げられ、オ・ジヌの一行を組員と間違え、殴り合いを続ける。これがふたりの男たちの運命的な出会いだった。ドヨンの気迫と一本気な性格に圧倒されたオ・ジヌは、彼を捜査チームに招き入れる。やがて、事件の黒幕ユ・カンジンが出所する。そして、今度は政界に進出し、国会議員のホン議員を買収する。彼は実業家を装って、政界の大物たちと関係を深め、ジヌの捜査チームに圧力をかける。 一方、ドヨンとオ・ジヌは正反対の性格ながらも次第に絆を深め、ドヨンの弟ドンジクが出所後に殺された理由をつきとめる。服役中に、彼はユ・カンジンのライバルだったパク・ヨンシク殺しを命じたメモを外部へ伝える役割を果たしていたのだ。さらに捜査チームの前にヨンシクの殺人現場に居合わせた目撃者ヤン・キテクも現れる。 (c)Showbox／Mediaplex Inc.
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