『河童のクゥと夏休み』オススメ最新映画情報 |
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![]() 愛と優しさあふれる、ファミリー映画 ![]() 原作/木暮正夫 (「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」より) キャラクターデザイン・作画監督/末吉裕一郎、美術監督/中村隆、色彩設計/野中幸子、撮影監督/箭内光一、音楽/若草恵、音響監督/大熊昭、編集/小島俊彦、アニメーション制作/シンエイ動画、題字/武田双雲、製作/「河童のクゥと夏休み」製作委員会、配給/松竹、協力/日本子守唄協会、支援/文化庁 ![]() 夏休み前のある日、小学校の帰り道に上原康一は大きな石を拾った。 ![]() クゥと康一はすぐに仲良くなった。一緒にお風呂に入り、食卓を囲み、同じベッドで寝る。クゥは相撲が得意で、康一の父・保雄も投げ飛ばす怪力の持ち主。だが楽しく暮していたある日、クゥが仲間のところに帰ると言い出した。康一は、クゥに外の様子を知ってほしいと、こっそり連れ出す。クゥは環境が大きく変わったこと、仲間が近くにいないことに驚く。見かねた康一は、クゥの仲間を探す為、河童伝説の残る遠野へ、クゥを連れて、はじめてのひとり旅をすることに。豊かな自然に囲まれた遠野は、河童が暮らすには最高の場所に見えた。きれいな川で生き生きと泳ぐクゥの姿に、「クゥ、マジすごいよ!!」と康一は大興奮。しかし河童の姿はどこにもなく、「河童を捕まえたら1000万円!!」と町の人たちが話すのを聞いただけで旅は終わった。 遠野から戻ると、家の近所に写真週刊誌の記者が!! 噂の「上原さん家の河童」を見せろと、無理やり写真を撮られる! クゥの存在が世間に知られ、保雄は話題の河童をテレビに出演させろと会社から命令される。康一の家族のためならと、クゥは出演を決意。ところが、その番組にゲストとして出てきた人物が、遠い昔、クゥのお父さんを殺した人間にそっくりだった。クゥが驚き、強い恐怖を感じたその時、スタジオの照明とカメラのレンズが一斉に割れた! 人間に怯えて逃げ出すクゥだが、どこへ行っても人ばかり。追い詰められたクゥは、人のいない場所を求めて東京タワーを昇りはじめる。夏の日差しはクゥの気力も体力も容赦なく奪い、クゥはついに動けなくなった。タワーの上から見える世界に、「静かなところなんてどこにもない。ここは人間の巣だ。もう、くたびれた。父ちゃんのところへ行きたい...」。 そうクゥが呟いたその時......!! (C)2007 木暮正夫/「河童のクゥと夏休み」製作委員会
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