『再会の食卓』オススメ最新映画情報


_ 再会の食卓




ベルリン国際映画祭で2度目の栄冠に輝く
今、世界が最も注目する
ワン・チュエンアン監督最新作


新進の若手監督が次々と国際映画祭を席巻し、中国映画界が活況を呈する中、ワン・チュエンアンは、ベルリン国際映画祭で、前作『トゥヤーの結婚』のグランプリに続いて、本作で銀熊賞を受賞。今や世界が最も注目する中国人監督となった。今回、その彼が舞台に選んだのは、上海のある家族の食卓。ありふれた何気ない光景の中に、中国と台湾における別れと再会の物語を映し出し、食卓を囲む家族一人ひとりのさまざまな想いを、鮮やかに描き出している。

  台湾の老兵が上海の妻を訪ねるというニュースを元に、監督自身がシナリオを書き上げた本作。中国と台湾の複雑な関係を背景にしながらも、“食卓”を舞台に、家族の在り方、家族で語り合うことの大切さを深く問いかける作品となっている。刻々と変化を遂げる都市、上海。その摩天楼の下にたたずむ小さな家で、長い歴史を刻み年老いた男女三人の、哀しくも美しい人生のドラマが再び始まろうとしている――。




歴史に引き裂かれた夫婦、そしてその家族の運命の再会――。
さあ、この食卓でこれからの人生の決断をしよう。

ある日、上海で暮らすユィアーのもとに届いた一通の手紙。そこには、かつて生き別れた夫イェンションが40数年ぶりに台湾から帰ってくると記されていた。しかしユィアーには、既に新しい夫シャンミンと家族がいた。戸惑いながらもイェンションを食事に招き、精一杯もてなす一家。だが、イェンションには元妻に対する密かな願いがあった。「これからの人生、私と一緒に台湾で暮らしてほしい」。イェンションの予期せぬ告白に、ユィアーの心は揺れ動く。

猛反対する娘、自分には関係ないとうそぶく長男、金銭で解決しようとする娘婿。ただ一人、長年連れ添った夫のシャンミンだけは、彼女の台湾行きに賛成するが、彼もまた複雑な想いを胸に抱えていた。円満だったはずの一家がにわかに揺れ始める。はたして、ユィアーが下した決断とは…。


監 督  ワン・チュエンアン
キャスト  リン・フォン、リサ・ルー、シュー・ツァイゲン、モニカ・モー
公 開  2011年正月第2弾 TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
公式サイト  http://shokutaku.gaga.ne.jp

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