_ グスコーブドリの伝記


宮沢賢治の原作発表から80年
名作『銀河鉄道の夜』のスタッフが5年の歳月をかけて贈る
愛と勇気のファンタジー

東北岩手が生んだ偉人宮沢賢治はその37年という短い人生に三陸沖地震を含む大きな地震や大規模な冷害に何度も見舞われている。それほどの厳しい環境でも、賢治は東北岩手を愛し、作品中に登場する架空の理想郷に「岩手」をエスペラント語風にした<イーハトーヴ>と名付けている。

冷害にみまわれた東北の森を舞台に、厳しい自然と向き合う青年ブドリ。困難に直面した故郷と大切な人たちを守るため、ブドリはある決断をする。

原作発表から80年、「世界がどうあろうと、私たちはどう生きるべきなのか?」を強く指し示したブドリの物語は、見るものすべてに限りない勇気と感動を与えてくれる。

メイン声優は主役のブドリ役に小栗旬!ブドリの妹ネリ役に、声優初挑戦の忽那汐里!
美しいイーハトーヴの森で家族と暮らしていた主人公のブドリは突然の天災でひとりぼっちになってしまうが、それでも希望を失わず、妹ネリを探し続ける。小栗旬はこの役のオファーがきた際、「想いがすごく強いキャラクターなので、台本をもらったときに彼のまっすぐさ、ひたむきさが声のトーンに出ればいいなと思った」と語り、原作は賢治の日本語の豊かさが溢れていて大好きということで、作品の出来にも惚れ込んでいる様子だった。

ブドリの妹のネリは、寂しくてもお兄ちゃんのブドリに愚痴もこぼさない健気な妹で、忽那汐里は「本当に声だけで演技するのが初めてなので、とても緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました」と語っている。



イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたグスコーブドリは、
森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちになってしまう。

それでもブドリは、生きるために精一杯働き、やがて成長し火山局に勤めるようになる。そこに再び大きな冷害が襲ってきた。あの悲劇を繰り返さないため、ブドリは決心する。

両親が自分を生かしてくれ、工場長が自分を鍛えてくれ、火山局の博士が自分に教えてくれたこと、それは何のためだったのか。そしてブドリはただ1人火山局に出かけていく。みんなのために、自分ができることを行いに―。

(C)2012「グスコーブドリの伝記」製作委員会/ますむらひろし

監 督  杉井ギサブロー(「あらしの夜に」「銀河鉄道の夜」)
出 演  【声の出演】小栗旬、 忽那汐里ほか
公 開  7月7日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト  http://www.budori-movie.com/

[戻 る]
各社様へ:最新映画の宣伝をご希望の場合は下記へご連絡ください
info@dondetch.com